奇跡

今日は子供のころの話。

今でもはっきりと記憶に残っている不思議な体験。

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わたしが10歳くらいのとき、

母に言われて近所の八百屋さんにおつかいに出かけた時のこと。

八百屋さんはもうすぐ目に見えるくらいまできた道すがら、

向こうからバイクが私めがけて突っ込んでくるのがみえた。

『あっひかれる。わたし死ぬんだ。』って頭の中で思った。

その時、私の目の前でバイクが走りながら横転した。

私はバイクに触れることもなく何一つ傷を負うこともなかった。

バイクが横転したとき、空から、正確に言うと天からなにか

来たような気がした。というか来た。天(神様)が私を救ってくれたことがわかった。

はっきりしている。間違いなく私は助けられた。空から。

今もその光景がはっきり思い出せる。

あのままバイクが私に突っ込んできたら私は間違いなく死んでいた。

猛スピードで突っ込んできたのだから。

私は助けられた。これが子供のころの奇跡の記憶。